5次元思考を実践する~時間の逆行

先日、オンラインで5次元セミナーを開きましたが、一度聞いたからといって即実践できるというわけでもなさそうです。そこで、実践のヒントになりそうなことを、小テーマに分けて表現してみます。今回は、「時間の逆行」です。

「時間は過去から現在、そして未来に流れている」と認識している人がほとんどです。しかし、実は「時間は未来から過去に向かって流れている」といったらどう思われるでしょうか。これは、思考の次元の違いによって起きる現象です。

現代人の常識にならって表現すると、「過去の出来事の積み重ねによっていまの自分が形成されている」そして「これからの日々の経験の積み重ねによって未来が形成される」。こう考えるのが「常識」だと思います。ところが、それは3次元もしくは4次元の思考の産物であって、5次元の思考はまったくの別物です。それを説明するためのイラストを作ってみました。

1. 3次元、4次元コース
私たちは夢を抱き、目標を定めます。未来に向かって努力します。その夢や目標を山の頂上に例えてみました。出発点はいま現在のあなたが立っているところ。ここから自力で、一歩一歩、頂上に向かって歩き出します。決められた道はありません。なので、ネットで調べたり、友人にアドバイスを求めたり、その都度、何らかの情報を収集しては歩いています。

ところが、頂上への道が明確でないため、なかなか頂上にたどり着けません。場合によっては、途中から逆戻りしてしまう人もいます。やがて、「どうせ夢だから」とあきらめて、また別の目標を探すか、思考を止めて流れに身を任せるようになります。

自分が3次元、4次元の生活をしているかどうかは、「時間の使い方」でわかります。100%自分軸で時間を使っている人は5次元以上の思考で生活しています。他人軸で時間を使っているときは3次元もしくは4次元思考で生活しているということになります。他人というのは、家族であったり、職場の同僚・上司、知人・友人のことです。もちろん、マスメディアやSNSも含みます。

また、未来よりも「目の前のいま現在」が大事で、なおかつ「いま現在起きていることが分かりやすい、解釈しやすい」というのが特徴です。言い換えると、理解できる、解釈できる、納得できることしかしていない、という表現もできます。

2. 5次元思考のコース
まず「目標ありき」で、頂上の様子をより具体的に、鮮明に描きます。すると、頂上にいる自分が起点になり、時間が逆行します。すると、目の前に頂上に行く道が自動的に現れます。私たちは、直感に従って、ただその道を歩けば良いだけで、必ず頂上にたどり着くことになります。

難点がひとつあります。それは、「道中、自分がどこにいるのかわからない」あるいは「いま起きている現象が理解できない」ということです。それどころか、自分の望んでいない現象に何回も出くわすことになるでしょう。

山登りをする人は理解できると思いますが、いま現在歩いているところで、見えるものは自分の脚元だけです。ときどき、遠くを見渡せる場所があるかもしれませんが、また木々に阻まれて先が見えません。あるいは、富士山のような山だと、殺風景な景色か、もしくは雲の中を歩くだけで、変わらない景色ををただひたすら歩くだけです。

しかし、「必ず頂上に着く」という確信があれば、恐れずに歩き続けることができます。5次元の思考を実践するということは、疑わずに歩き続けるということです。自分の直感を信じ切るのです。

そうは言っても、これを話を聞くだけですぐに生活に取り入れることは難しいようです。そこでHalu農法を学び、完全な無肥料無農薬で野菜を育てる経験、たくさんの生き物が増える経験を積むことで、無理なく5次元思考を実践できるようになると考えています。慣れてくると、「時間の逆行」はむしろ自然な法則であることが肌感覚で理解できるようになります。

コメントを残すにはログインしてください。