こう来たか! ~ ウッドショック

ふとYoutube動画を見ていると、お勧め一覧に「ウッドショック」というサムネイルの動画を見つけました。初めて聞く言葉でしたが、いまの世界情勢、国内情勢の流れから考えて、「こう来たか!」と驚くと同時に、いよいよ大変動が始まると、心がざわつき始めています。

どういう話かというと、アメリカの輸入木材が急激に価格上昇を始め、ただ高騰するのではなく、輸入そのものが止まりかけているという話です。

これは、長い間アメリカで余っていた木材が安く日本に入ってきていたらしいのですが、アメリカの新築内需の増加によって輸出量が止まったことと、ロシアやほかの国からの輸入も止まり、日本に入ってくる見通しが立たなくなっているというのです。

「国産材を使えば良いではないか」という声が出てきそうですが、すでに海外産の安い木材を輸入し続けたために、国内の林業は完全に弱体化あるいは消滅していて、さらに国内の森林は荒れ放題、林道も崩れ放題になっているため、急に復活させるのは不可能だといいます。

ということで、すでに始まっている新築住宅でさえ、途中で工事が止まってしまう事例もこれから出てくるだろう、と業者筋の話題になっているようです。

さて、これは木材の話ですが、もっと深刻な問題が隠れている気がします。それは食料輸入の問題です。気候変動の影響で各地の食料生産量が落ちていると聞きます。となると、いつ日本に「フードショック」が訪れるかわかりません。

こうした内容の記事をアップすると、「不安を煽るな」というコメントがすぐに飛んでくるのが日本の現状ですが、食料輸入が少しでも滞ると、地球の裏側にあるベネズエラで起きているハイパーインフレがにわかに現実味を帯びてきます。

ちなみに、ウッドショックの話は、つい一週間から十日ぐらい前にふってわいたように起きた出来事だそうですから、フードショックも突然やってくるでしょう。要警戒の時期に入ってしまったと思うのは、ただの被害妄想でしょうか。

よこうち・たけし 自然農法家・ジャーナリスト 10年以上の全国紙記者経験を経て、まちづくり、福祉、教育分野を訪ね歩き、最後のテーマとして「食と農」の道に入る。肥料と農薬を一切使わない農法で特許取得。自給できる日本、自立した日本の再興を目指して活動を始める。

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