いま見える近未来の予想図~それはあたかもPCの再起動のごとく
BRICs会議の最終日(8月24日)に福島原発の処理水を放流するということで、世界の流れ、シナリオ、近未来の構図が見えてきた気がします。
いま起きている世界の異変は、すべて「グレートリセット」の一環であることは、かなり多くの人に認識されていると思います。グレートリセットの本質は「紙(書類)のデジタル化」です。「紙」とは「紙幣」であり、「各国の行政書類」であり、さらには「貿易書類」です。世界は近代化とともに貿易によってつながり、100年前とはまるで異なる状態になっています。人・モノ・カネが錯綜し、同時に国境を越えた人身売買や兵器・麻薬の密輸など、表の流通と裏の流通も錯綜してきました。
この混乱は、正常な経済運営を難しくしています。同時に、行き過ぎた民主主義の浸透によって、個人があまりにも「権利」を主張するようになり、道徳心にあふれた社会は崩壊しつつあります。これを新しく整える有効策として、一気にデジタル化を断行する計画が進められてきました。
さて、ここまでは前置きですが、直近の世界政治、経済の流れから、大きな節目が近づいていることが見えてきました。それは、「デジタル化」の技術的なメド、法整備が整ってきたことにより、いよいよ実行に移す時が来た、ということです。
具体的にはBRICsの脱ドル化が明確になり、「いよいよドル体制崩壊」が世界中で議論されるようになります(世界同時に取り上げるようになります)。そして、9月20日から貿易のデジタル文書化が一部実行されるタイミングに合わせて、世界の物流が一瞬、止まってしまう「何らかの事件」が起こされるでしょう。それは、自然災害か戦争だと思われます。
世界中の貿易船が止まると、一時的に世界中がパニック状態になると思われますが、それは世界同時なので、受け入れざるを得ません。それと同時に、「デジタル化」を導入した貿易から少しずつ輸出入が再開されるのではないでしょうか。
今回の記事は、そもそも貿易のデジタル化や暗号通貨に興味を持ち、自分なりに調べている人でないと理解できない話かもしれません。しかし、2001年の9.11事件以来、世界の大変革は着々と計画が進められてきたのでしょう。
グレートリセットは止めようがありませんが、貿易が止まってから正常化されるまで、おそらく半年から1年は見ておかなければいけないと思われます。それは、あたかもPCを再起動するかのような流れになるでしょう。その間、私たちは生活をどのようにしのいでいくか、大急ぎで準備することをお勧めします。