ここ数年、ようやく食品添加物や農薬の安全性について、再び議論されるようになってきました。実に30年ぶりになるでしょうか。この間、日本ではほとんど問題にされなかった食の安全というテーマ。これほど長い期間、私たちは安全ではない食べ物を口にし続けてきたということになります。

その影響は? 今後は? そもそも原料をつくっている農業の現場はどうなっているのか。食品添加物との関係はどうなのか。輸入に頼る日本の食は大丈夫なのか。さまざまな視点から考えてみましょう。
レポート「食と健康」(有料会員向け)


「政治」と「経済」と「社会」の関係

 日本にわずかに残るインテリ層のほとんどは、「政治が良くなれば日本が良くなる」と思い込んでいる。だから、常に政府や政治家を非難し、ときには「反対運動の署名活動」に走る。しかし実際には、当の政治家も、財界人も、専門家と呼ば […]

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焦る理由~タイムラグ

【なぜ、私は焦るのか】 食料生産の道に入ってから16年。完全な無肥料・無農薬栽培の研究を始めてから13年になります。食料については、ずっと前から、資源の枯渇、食料危機といった問題は存在していて、それがいままさに顕在化して […]

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未来の食と生活 ~ これから3年以内に起きること

合成肉、合成小麦、合成米、そしてビタミン・ミネラル粉末。着色料と香料、甘味料、化学調味料(たんぱく加水分解物、酵母エキス、グルタミン酸調味)、最後に塩。 そう遠くない未来の食料は、これらの食材を使ってさまざまな形に“料理 […]

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農科学もうひとつの道~完全自然農法

あるメディアから寄稿の依頼を受けました。大変ありがたく、また光栄なことですが、内容については書きたいと思うテーマを私から提案することになり、つまり好きなことを書かせていただくことになり、上記テーマを考えました。とりあえず […]

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「完全無肥料」への日本の理解~ほぼ絶望的

自然農法のなかでも、とくに「完全無肥料」にこだわってきたHalu農法は、10年以上の歳月を経て、本格的な実用化の段階にあります。ほとんどすべての野菜が栽培可能であることは、数年前から確認できていましたが、量産するとなると […]

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接触禁止と移動制限 その目的とは

なぜ人間同士の接触を禁止して、移動を制限するのか、宇宙目線で考えてみます。本来、「触れ合うこと」こそ、人間が人間である証です。これは自明の理。さらに移動する、つまり「動くこと」は動物としての宿命です。この自明の理と宿命を […]

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多発性硬化症は治るのか?

アメリカのTVドラマに、天才の若者たちが活躍する「スコーピオン」という番組があります。なかでもリーダーのオブライエンは、IQ197という世界第4位の知能を持ち、仲間とともに難事件を次々解決していきます。そのオブライエンに […]

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歴史の学び方と使い方

歴史は真実や事実ではない 多くの現代人が錯覚していることはたくさんあります。言い方を変えると、その時代で力(たとえばお金や権力、軍事力など)を持つ支配者たちに洗脳されてきたという表現もできるかと思います。 よく「歴史の教 […]

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未来の農業技術という旗印

いまの時代、食に関心のある人にとって、「無農薬」は当たり前です。ですから、農薬を使わない「有機野菜」とか「有機農法」あるいは「オーガニック」という言葉を知っているでしょうし、実際に購入して食べているかもしれません。あるい […]

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水素水で人体実験!?

水道水がまずいので、蛾口に浄水器をつける。あるいはウォーターサーバーを契約してミネラルウォーターを飲む。そういう家庭が増えていると思います。 実は、水について実験していることがあります。それは、水素水の効果についてです。 […]

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ふたつの路線

♬ピンポンパンポン 「まもなく、1番線に、破滅行きワクチン電車が参ります。お乗りのお客様は、マスク着用のうえ、ソーシャルディスタンスを保ったままお並びください。次の電車もすぐに参りますので、無理せずにご乗車ください。」 […]

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ハイパーインフレの悲劇 ~ 本当の勝ち組とは

不安を煽るようで、まずお詫びいたします。しかし、これは備えておいたほうが良いという、身体の底から危険信号が出始めています。ハーパーインフレ、いよいよ現実味を帯びてくるような気がします。 何度か記事にしていますが、南米ベネ […]

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食材を値切る感覚が危ない

毎日食べるものだから、安全な食材にしたい。けれども値段が高くて、買うだけの生活費の余裕がない。 私自身がそういう感覚を持ってましたので、よく理解できます。そして、その感覚で生活していたある日、自分が中年太りになっているこ […]

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